東海地方の水族館内レストランで、アレルゲンを含むカレーを「アレルギー対応メニュー」として提供し、それを食べたお子さんがアレルギー反応を起こすという食品事故が起こりました。
もともとは「小麦・乳製品」を含まないカレールーを使用してメニューを提供していたようですが、5月からカレールーを変更したことで、小麦・乳製品を含むカレーになりました。
ここまでは致し方ないとは思いますが、メニューを「アレルギー対応」という形で表示したままだったことが、今回の食品事故になりました。
- 5月初旬まで
- 小麦・乳製品を含まないカレールーを使用し、「アレルギー対応」メニューとして提供。
- カレールーの変更
- 小麦・乳製品を含むカレールーに変更。しかしメニューでは「アレルギー対応」と表示したまま。
- アレルギー患者へ誤提供
- 「アレルギー対応」と表示されたメニューを見て注文し、アレルギー発症
食品表示やアレルギーに対しての認識は、高いとは言えないのが現状です。
実はアレルギー患者は非常に多いので、皆さんも今一度レストランや売店、食品製造の現場を見直して見てはいかがでしょうか。
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タイトル
レストランでアレルゲンを含むメニューを誤提供
記事の内容
東海地方の水族館で発生した、レストランでアレルゲンを含むメニューを誤提供した事故について
筆者
chefplus|田添正治
記事の提供元
chefplus.net