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食品表示法の中身

食品表示法は食品表示を定める法律のことですが、実際の表示自体は内閣府令による「食品表示基準」でおよそ348ページにわたり定められています。
その主な中身は、
・一般用加工食品
・業務用加工食品
・一般用生鮮食品
・業務用生鮮食品
・添加物
・別表
に分かれており、みなさんが目にするほとんどの表示は一般用加工食品と一般用生鮮食品で食品表示が作成されています。
業務用というのは、タンクローリーで運ばれる小麦粉のように一般消費者に直接出回らないものです。

この食品表示基準を難解にしているのはカッコ書きと但し書き、そして別表です。
カッコ書きは何重にも続き、結局どこ見ているのかわからなくなります。
但し書きは特別に定められているものがあるときに多用されます。
そして最後の別表は25個もあり、あっちいったりこっちいったりで何重にもトラップを仕掛けられているのではと思うこともあります(笑)
食品表示にはさらに消費者庁Q&Aがあり、個別見解が例示されているものもあります。
さらにガイドライン、公正競争規約などと続いていきます。

このように、食品表示ひとつが大量の基準等で管理されています。全てを網羅していくのは一般の方ですと至難の技だと思いますので、ぜひ専門家と一緒に作られることをお勧めします。

特にデパートなど大きなお店と取引されることがある事業者さんは、法的には表示義務がない公正競争規約なども求められることがありますので、ご注意ください。
大手百貨店では食品表示ミスが1個あるだけで取引停止になるところもあるとか。

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食品表示法の中身
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新しい食品表示法の内容について
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